産後、赤ちゃんとの生活が始まって一番に直面する「授乳」の壁。幸せなはずの時間なのに、思うようにいかない痛みや寝不足で、心も体もボロボロ……。特に初産の頃は、自分の授乳スタイルが確立するまで、暗闇の中を手探りで進むような孤独としんどさを感じていました。
そんな、メンタルも不安定になりがちな繊細な時期、私の心と体を文字通り「救ってくれた」名品たちがあります。
快適さだけでなく、着るだけで気分を上向きにしてくれたワコールのパジャマ、試行錯誤の末に行き着いた理想の授乳ブラ、そして痛みに寄り添ってくれた冷却パッド。今回は、5人の育児を経験した今だからこそ心からおすすめできる、授乳期のQOLを支える3つの三種の神器をご紹介します。
只でさえ気分が沈みがちな繊細な時期。頼れるモノに頼ることで、その負担はぐっと軽くなりました。
目次
1. 私の「戦闘服」は、義母から贈られた1枚のパジャマでした
第一子の時、義母からプレゼントされたのがワコールのマタニティパジャマ。正直、パジャマ1着に2万円弱という価格に驚き、「そんな高価なもの、自分にはもったいない」とさえ思っていました。
でも、過酷な授乳期が始まって気づきました。これは単なる寝巻きではなく、ボロボロの私を支えてくれる「戦闘服」なのだと。
「機能」が孤独な夜を助けてくれる
慣れない授乳で四苦八苦する中、ワコールのパジャマは驚くほど機能的でした。
- 脇まで開くスナップボタン: 眠気で意識が朦朧とする深夜でも、手探りでサッと授乳ができる。この「もたつかない」というだけで、心のトゲがひとつ消えるようでした。
- 妊娠中から産後まで続く心地よさ: 大きなお腹を優しく包み、産後のデリケートな肌にもスッと馴染む上質な生地。何度洗濯しても型崩れせず、その信頼は絶大でした。
お気に入りで大切に使い続けていたのですが、5回目の出産を迎える前についに破けてしまうほどに…そのエピソードを聞いて、「あれまだ使ってくれていたの?」と、新しい物をプレゼントしてくださりました。5回目の出産で新調されたパジャマに袖を通したとき、背中を押してもらったような、凛とした気持ちになれました。
「デザイン」が沈みがちな気分を救ってくれる
産後しばらくは、赤ちゃんと二人きりで家の中で過ごす時間がほとんど。鏡に映る自分は、髪はボサボサで寝不足の顔……。でも、お気に入りのデザインのパジャマを身に纏っているだけで、不思議と自分を大切に出来ている気がしました。
結局、5回の出産すべてでワコールのパジャマにお世話になりました。
あの時、一緒に戦い抜いたパジャマの肌触りと贈ってくれた義母の優しさは、きっと一生忘れません。
2. 悩める「胸の不快感」から救ってくれた、理想のホールド力
授乳ブラについては、本当に多くのものを試してきました。
特に私は母乳の分泌が多く、常に胸の状態が敏感なタイプ。少しの刺激や違和感にも過敏になっていたので、最初はとにかく「締め付けないこと」を最優先にしていました。
助産師会が推奨するものや、専門店の低刺激なブラを使い、時には助産師さんに教わった通り、緩めのブラの下にタオルを挟んで固定する……なんて工夫もしていたんです。
でも、そんな私の不快感を劇的に変えてくれたのは、餅は餅屋、「ワコールの授乳ブラ」でした。
「手で支えられているような安心感」との出会い
当初は「痛い時期にホールド力のあるものは避けるべき」と思い込んでいました。けれど、ワコールの店員さんに勧められて試着した瞬間、その考えは180度変わりました。
まるで、下から優しく、けれどもしっかりと「手で支えてもらっている」かのような安心感。
ふんわりしすぎたブラでは解消できなかった「重み」や「揺れ」による痛みが、適切なホールド力によってスッと消えていったのです。心身ともにボロボロだった時期、この着け心地がどれほど心の支えになったか分かりません。
どんな姿勢でも、一日中ずっと心地いい
ワコールのすごいところは、その秀逸なデザインと機能性のバランスです。
結局、第2子、第3子……とその後も迷わず手に取り続け、私の長い授乳生活に欠かせない「一番の相棒」となりました。
授乳ブラはネットでもたくさん売られていて、安価でデザインの良いものも多いですよね。つい選びがちですが、実際に着けてみると、快適さはやはり段違いでした。
3. 痛みのパニックを鎮めてくれた、私にとっての「一番の処方箋」
授乳期、乳腺が張ったり詰まったりした時のあの痛みは、経験した人にしかわからない壮絶なものです。薬ですぐに解決するわけではなく、夜中や外出先で急にやってくるピンチに、私は何度もパニックになりそうでした。
そんな時、ブラの中にそっと忍ばせるだけで私を救ってくれたのが、カネソンの「マミーホット&クール」でした。
絶妙な「形とサイズ」がもたらす安心感
このアイテムの素晴らしさは、何と言ってもその形にあります。おっぱいの形に添うように設計された絶妙なカーブと大きさが、ブラの中にぴったりと収まるんです。
痛みで頭がいっぱいになっている時、この冷却パッドを当てることで物理的に「冷やす」ことができ、不思議とスッと冷静さを取り戻せました。
病院に駆け込めない夜のお守り
すぐに助産院や病院へ行けない時、あるいは少し様子を見たい時。私にとっての「まず一番の処方箋」は、まず冷やして痛みを和らげることでした。
ホットとしての使い方はしたことがありませんが、クール専用としてだけでも、これがあるのとないのとでは安心感が全く違います。「これがあるから、この夜を越えられる」と思わせてくれた、授乳期の必携レスキューアイテムです。
授乳期が終わっても「家族の味方」に
そして、このアイテムの本当に秀逸なところは、授乳期が終わったあとも長く使える点です。
独特の形とサイズ感は、子どもが熱を出したときに首の下や脇の下に置くのにぴったり。本体が軽いので、子ども自身が自分で持っていられるのも助かるポイントです。ちょっとしたケガをしたときなども、手頃な大きさなので、なんだかんだと一番に手に取るのはいつもこれでした。
授乳期の痛みを救ってくれた相棒が、形を変えて家族の健やかな毎日を支えてくれる。そんな頼もしさも、このアイテムを愛用し続けている理由です。
まとめ:心地よいモノに頼ることで、自分を大切にする時間を
産後の授乳期は、心身ともに変化が激しく、幸せなはずの時間の中に、言葉にできないほどの孤独やしんどさが混ざり合う、とても繊細な時期です。
特に初産の頃の私は、自分の授乳スタイルが確立するまで手探りで、心身ともにボロボロでした。でも、そんな繊細な時期だからこそ、信頼できる名品に頼ることで、私の心と体はぐっと軽くなりました。
授乳期の名品3点
- ワコールのパジャマ: 産後の長い室内時間を、お気に入りのデザインと確かな機能性で、前向きにリラックスさせてくれた大切な一着。
- ワコールの授乳ブラ: 悩みやトラブルの絶えない時期、まるで手で支えられているような安心感で不快感から解放してくれた、理想のホールド力。
- カネソンのマミーホット&クール: パニックになりそうな痛みの夜、冷静さを取り戻させてくれた一番の処方箋。
只でさえ気分が沈みがちな時期だからこそ、頼れるモノには全力で頼っていい。それだけで、育児の負担はぐっと軽くなります。
5回の出産を経て、ボロボロになるまで使い倒した私が、自信を持っておすすめできるアイテムたち。
今、授乳室や布団の中で不安や痛みに耐えているあなたの毎日が、これらの助けを借りて少しでも彩り豊かで、穏やかなものになりますように。