「どうして5人も?」
ありがたいことに(?)よく聞かれます。
驚かれたり、時には心配されたり。
「かれこれこういう理由があって」と誰もが納得する答えを返せたらいいのですが、
なかなか一言では説明できません。
そこで今日は、
できるだけ正直に書いてみようと思います。
これはあくまで、我が家の場合です。
参考になるところだけ、拾ってもらえたら嬉しいです。
こんな方におすすめ
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同じように「どうしてそんなに多いの?」と、聞かれたことがある方へ
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子どもの人数や家族の形について、考えたり、悩んでいる方へ
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多子家庭・年子育児のリアルな話を知りたい方へ
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「計画通りじゃない育児」に、少し救われたい方へ
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周りと比べて、モヤっとした経験がある方へ
目次
正直な理由
理由① 育った環境
私は二歳違いの兄と二人兄妹で育ったので、正直、ここまで子どもが増えるとは思っていませんでした。
でも、夫はもともと五人兄妹で育ったので、子どもが多いのは自然なことのようです。
結婚して間もない頃、「将来的には二人くらいかな?」と聞いたとき、夫は目を丸くして「二人…?」と驚いていました。
子どもの人数や家族構成の前提が、育った環境によって、こんなに違うんだなぁ、と私も思わず驚いたのを覚えています。
理由② こどもは授かりもの
これに関しては、意見が分かれるところだと思います。
子どもは授かりもの。
私たちの家族に加わった一人ひとりがそれぞれ特別で、何より、夫婦の間に生まれたかけがえのない存在です。
なので最初から人数を決めるもの、という感覚は持っていませんでした。
第一子長女に「瑞」という漢字をあてたのも、「神さまからの宝物」という意味を込めています。
理由③ ふと、後悔する日がくるかもしれないと思ったこと
周りの助けや、夫の協力、
そして何より、子どもたちの存在に支えられていた部分もあります。
私自身はいつも前向きだったわけではありませんが、
「大丈夫かも」と思える瞬間が、少しずつ続いていました。
今振り返ると、計画というより、
その時々の判断の積み重ねだったように思います。
もう少し続けていけるかもしれない。
そんなふうに感じていた中で、
ここで立ち止まったら、
あとから「もしもあのとき…」と思う日が来るかもしれない。
出会えていなかった命に出会えるかもしれない。
そう考えたことも、理由のひとつです。
第四子の長男が生まれてから少し経った頃、
お隣さんの赤ちゃんを抱っこさせてもらう機会がありました。
そのときに感じた「やっぱり赤ちゃんって可愛いなぁ」という気持ちも、
今思えば、小さなきっかけだったのかもしれません。
そもそも多子家庭(世帯)って?
ここで少しだけ一般的な話を。
厚生労働省の「国民生活基礎調査」によると、
18歳未満の子どもがいる世帯のうち、
子どもが3人以上の世帯は約12.7%です。
日本では統計や行政の場面で、
子どもが3人以上いる世帯を「多子世帯」と呼ぶことが多いようです。
実際の割合をイメージすると、こんな感じです。
※データ出典:厚生労働省「国民生活基礎調査」
近所を見渡すと、子どもが3人以上いる家庭も多いので、本当に少子化なの?と感じたりもしますが、日本全体のこうした背景を考えると、「どうして5人も?」と聞かれるのも、無理もないのかもしれません。
それでも悩んだこと・不安だったこと
どれだけ前向きな気持ちで子どもを迎えてきたとはいえ、悩んだり不安になったりすることもありました。
たとえばこんな時…
- 孤独や相談相手の少なさ
周りに頼れる人がいない日や、日々の忙しさでゆっくり話せない時間が続くと、気持ちが沈むこともありました。
子育ての大変さは、人数が多いほどひとりの負担も大きく感じます。
- 体力面の不安
赤ちゃんの夜泣きに夜間授乳、幼児の体調不良、年齢が近い子同士のケンカ対応…。
一日に何度も抱っこしたり走り回ったりする毎日は、単純に体力勝負でもありました。
- 時間の重さ
保育園・学校の送迎に、ご飯・お風呂・寝かしつけ……
「自分の時間」はほとんどありません
家事や仕事と子育ての両立は、常に時間との戦いでした。
- 経済的な不安
子どもが増えるにつれて、教育費や生活費への不安は当然ありました。
日本では子育てや教育費について不安を感じている人が多いという声もありますし、支援制度について考えることもありました。
7人家族になった今、思うこと
人数が増えるたびに、生活の次元が変わっていく感覚があります。
正直なところ、子どもが一人だったら、二人だったらと想像することもあります。
でも、今の家族を思うと、一人でも欠けたら、私たちの家族ではなくなってしまうような気がします。
それくらい、今の7人家族の在り方が、かけがえのない日常になっています。
もちろん、スーパーで大所帯であることに引け目を感じたり、友人のゆとりある姿を見て焦ったりする瞬間もあります。
でも、私にはどうしても叶えたい「願い」があります。
実は私自身、子どもの頃、自分の家族が大好きで「世界一」だと思って育ちました。
今のわが家も、人数はずいぶん多いけれど、あの頃の私の家族に負けないくらい素晴らしい場所でありたい。
そして、子どもたちにとっても「この家族で良かった」と思える場所であってほしいと心から願っています。
少しずつ成長していく姿を見るたびに、新しい発見や希望をもらっています。
5人分の「未来の夢」を一緒に想像できるのは、この大家族だからこそ味わえる唯一無二の豊かさなのだと感じています。
子どもの人数が少なければ、経済的にも体力的にも余裕はあったかもしれません。
でも、私たち家族にとっては、今の道が一番しっくりきている。
むしろ、この子たちに出会うためにはこの道しかなかったのだと、今はそんな気持ちで日々を過ごしています。
子どもが幼い今は、正直大変な場面の連続です。
けれど、どの子も代わりなんていない大切な存在であり、一人ひとりが私たち親にとっての「夢」そのものです。
まとめ
家庭の形は、本当にそれぞれです。
誰かの選択と比べたり、
正解・不正解で考えるものではないと思っています。
もし同じように、
人数や将来のことで悩んでいる方がいたら、
「こんな家庭もあるんだな」と思ってもらえたら嬉しいです。