「上の子が勉強していると、下の子も自然にえんぴつを握りだす」
わが家で見かけるそんな光景も、実はちょっとした「環境」の積み重ねの結果でした。 今のスタイルにたどり着くまでには、たくさんの失敗や「怒りすぎてしまった」という反省もあります。
そんな中で、わが家が今、一番しっくりきているのが
という3つの方法です。
5人のきょうだい全員が3歳から家庭学習をスタートできた、わが家なりのスケジュールと工夫をご紹介します。
こんな方におすすめの記事です
- きょうだいが多くて、一人ひとりの勉強を見る余裕がない方へ
- 家庭学習を習慣化させたいけれど、つい怒ってしまう方へ
- 教材費を抑えつつ、しっかり反復学習をさせたい方へ
目次
1. 教材は「コピー」して使い倒す!5人育児を支える経済的な工夫
わが家の家庭学習のベースは、本屋さんで手に入る市販の問題集(くもんなど)です。
運筆の練習から始まり、迷路、数字、ひらがな……とステップアップしていくのですが、ここで欠かせないのが「コピー機」の存在です。
問題集をそのまま使うのではなく、一ページずつコピーして使うことには、5人育児ならではの大きなメリットがあります。
「次はこれをやりたい!」というキラキラした目を見ると、コピーの手間も愛おしく感じられます。

2. 「上の子を見て下の子が育つ」リビング学習の魔法
学習場所は、一貫して「リビング」です。 それぞれの場所を確保し(上2人は自分の勉強机)、みんなの顔が見える、そして親のすぐそばという環境を整えています。
このスタイルの最大の利点は、「自分もやりたい!」という意欲の連鎖です。
長女や次女が黙々と机に向かっている姿を、3歳の弟たちが日常的に目にすることで、「お姉ちゃんたちがやってるから、自分もやるのが当たり前」という意識が自然と育まれました。
「勉強しなさい!」と声を張り上げなくても、お姉ちゃんたちの背中が、世界で一番の先生になってくれています。

3. 【休日バージョン】家を飛び出して「図書館」へ
もちろん、毎日完璧にいくわけではありません。 家の中だけで続けていると、時には空気がどんより停滞することも……。
「あぁ、また怒りすぎてしまった」
そんな夜の反省から取り入れたのが、休日の「図書館学習」です。
ある日の休日のスケジュールをご紹介しますね。
7:00
起床・身支度(トイレ、洗顔、お着換え)
7:30
朝ごはん
8:30
大好きなプリキュアを視聴(思いっきり楽しむ!)
9:00
父と上の娘たち3人は図書館へ。私と長男は自宅で自宅学習
役割分担で「マンツーマン」の時間を作る
娘たちが図書館へ向かっている間、家では3歳の長男と私のマンツーマン時間を設けています。この日は、ひらがな、数字、そして大好きな迷路に取り組みました。
普段はどうしても全員に目を配らなければなりませんが、「君だけを見ているよ」という時間は、本人にとっても、そして私にとっても、かけがえのない安らぎの時間になります。
図書館での「新鮮な空気」が集中力を生む
一方、図書館へ行った娘たちは、父に見守られながら黙々とプリントに向かいます。周りに一生懸命本を読んでいる人がいる静かな環境は、子どもたちにとっても心地よい緊張感になるようです。
ちなみに、丸付けはあえてその場ではせず、帰宅してからのお楽しみ。
これには私たちなりの理由があります。勉強が終わった直後にすぐ丸付けをすると、親の方までつい力が入ってしまい、間違いを見つけた時に「怒りスイッチ」が入ってしまうことがあるからです。
一旦お勉強を終えて、一呼吸おく。
そうすることで、私も穏やかな気持ちで「頑張ったね!」と褒めたり、「ここはどうしてこうなったの?」と優しく質問したりできる。そんな余裕が生まれる気がしています。

4. 頑張ったあとは、家族全員で合流!
長男の学習がひと区切りついた午前10時。 図書館にいる父たちと連絡を取り合って、近くのイオンで待ち合わせをしました。
ここでようやく、家族7人全員が合流です!
頑張ったあとのご褒美として、みんなでキッズスペースで思いっきり体を動かしたり、たまにですが一緒にお昼ごはんを食べたり、ゲーム機で遊んだり。
それぞれが別の場所で机に向かったあとだからこそ、この合流した瞬間の「やりきった!」という明るい空気と家族団らんは、子どもたちにとっても、私にとっても、最高のリフレッシュになっています。

まとめ:習慣化の秘訣は「環境のスイッチ」
5人の育児をしながらの家庭学習は、正直に言って、試行錯誤の連続です。 でも、少しの工夫で「しんどい」を「楽しい」に変えることはできると信じています。
「つい怒ってしまう……」と自分を責めてしまうこと、わが家でもしょっちゅうです。
そんな時、わが家では思い切って外の空気を吸いに行くことで、なんとか自分たちのリズムを取り戻しています。
もし今、家庭学習のことで行き詰まっている方がいたら、明日はお子さんと一緒に少しだけ場所を変えてみるのも、一つの手かもしれません。
小さな工夫の積み重ねが、いつか「わが家なりの習慣」に変わっていくのかな、なんて思っています。