5人を育ててきたわが家で、
生後6ヶ月頃からボロボロになるまで何度も読み返した「一軍の絵本」は、この6冊です。
どれも5人の子供たちで「実証済み」の、わが家の宝物のような6冊です。
生後6ヶ月頃から始まる、絵本の時間。
当時は日々の育児に追われ、正直ゆっくり味わう余裕なんてなかったかもしれません。
けれど、子供たちが大きくなった今振り返ると、あの時間がどれほど幸せで、かけがえのないものだったかを痛感します。
母の優しい声に耳を傾け、ページをめくるたびに広がる新しい世界。絵本はただ読むだけのものではなく、「親子で同じ時間を共有するための最高のツール」でした。
今回選んだ6冊は、一緒に指をさしたり、身体をゆらしたり、探しっこをしたりと、赤ちゃんが夢中になる「参加型」のものばかり。
- 長女のときは、親子ふたりで
- 次女のときは、姉妹並んで
- 三女のころには、お姉ちゃんが読んでくれる姿も
ページの間に、その時々の家族の風景がぎゅっと詰まっています。
「読み聞かせに正解はあるの?」
「どんな本なら喜んでくれる?」
そんな悩みを抱えるママ・パパへ。
わが家の5人が笑顔になったこの6冊が、あなたのお子さんとの時間を温かく彩るきっかけになれば嬉しいです。
こんな人に読んでほしい
- 「最初の1冊」に悩み、数ある絵本の中から絶対に失敗しないものを選びたい方
- 生後6ヶ月の赤ちゃんが、どんな絵本に興味を示すのか知りたい方
- 読み聞かせを始めたいけれど、忙しい毎日の中でどう楽しめばいいか不安な方
- 1人だけでなく、5人の子供たちが共通して喜んだ「本当に反応が良い本」を知りたい方
この記事を読んでわかること
- 5児の母が100回以上読み聞かせて確信した、0歳児に「外さない」絵本6選
- 赤ちゃんが思わず夢中になる絵本に共通する「3つの条件」
- 月齢が低い時期ならではの、親子で笑顔になれる「参加型」の読み方
- 忙しい育児の合間でも、親自身が読み聞かせを「幸せな時間」に変えるヒント
目次
① しましまぐるぐる

とにかく強い。
色もコントラストもはっきりしていて、生後6ヶ月でも反応がわかりやすい一冊。
じーっと見る。
手を伸ばす。
なめる。
ページはもうボロボロだけれど、それだけ読んだ証拠。
そのときにしか見られない可愛い反応をぜひ堪能してください。
「赤ちゃんに絵本ってまだ早い?」と思っていた頃、
その考えをくつがえしてくれた本です。
② だるまさんシリーズ

“どてっ”の破壊力。
読むというより、参加型。
体をゆらして、真似して、笑う。
きょうだいが多いわが家では、
赤ちゃんより上の子たちのほうが盛り上がることもあります。
気づけば、みんなが集まっている。
結果、自然と“全員参加型”の読み聞かせに。
多子家庭向きの絵本だと、実感しています。
「だるまさんが」
「だるまさんの」
「だるまさんと」
3冊セットでぜひ。
そして、ここから始まる
かがくいひろしさんの絵本の世界。
紙の質感、
ページをめくる音、
表情豊かなキャラクター。
読んでいると、
自分も子どものころに戻ったような気持ちになります。
もう一度、絵本を最初から読み返したくなる。
そんなあたたかさを持ったシリーズです。

③ はらぺこあおむし

王道の一冊。
穴に指を入れたり、
カラフルなページに目を丸くしたり。
成長とともに楽しみ方が変わっていく絵本です。
保育園で「はらぺこあおむし」の劇をやったこともあり、
お歌とともに、次女の可愛らしいあおむし姿が今も目に焼き付いています。
5人とも、必ず通った一冊。
ちなみに次男は現在、
はらぺこあおむしのソフトブックがお気に入り。
こうして形を変えながら、
わが家の中で読み継がれている絵本です。
④ くだもの

「さあ どうぞ」
この一言で、口をあーん。
シンプルなのに強い。
繰り返し読んでも飽きない。
離乳食期とリンクしているからか、
反応率はかなり高めでした。
絵がリアルなので、読み手を絵本の世界に引き付ける力があります。
きょうだいで一緒に「あーん」が楽しい一冊。
⑤ きんぎょがにげた

5年前の2021年。
長女(当時3歳手前)
「きんぎょが にーげーた、どこに にげたー?」
次女(1歳半)
「とと!(ここ!)」
向き合って座り、
お姉ちゃんが妹にやさしく読んであげている光景。
あの時間は、今もはっきり覚えています。
あれから5年。
今でも二人は大の仲良しですが、
もうあの“読み聞かせてもらう妹”の姿を見ることはありません。
少し寂しい。
でも、そこは多子育児。
あの役割は、
今度は妹や弟へと、ちゃんと受け継がれています。
探す楽しさにあふれた一冊。
ページをめくる前から指さし待機。
少し大きくなってからも長く読める、
“6ヶ月からスタートできるロングラン枠”です。

⑥あかちゃんごおしゃべりえほん

ことばの入り口。
「ぶーぶー」
「わんわん」
「ばぁ」
ページをめくるたびに、
まねっこが始まります。
最初は音を聞くだけ。
やがて口を動かし、
ある日ふいに、同じ音が返ってくる。
その瞬間のうれしさは、何人目でも変わりません。
上の子たちが横から
「これはね、いぬ!」と教えたがるのも、わが家あるある。
読むというより、
一緒に声を出して遊ぶ一冊。
ことばが増えていく過程を、
すぐそばで感じさせてくれる絵本です。
5児母が教える、失敗しない絵本選びの3条件
5人の子供たちに何百回と読み聞かせをしてきた中で、私は「赤ちゃんが本当に夢中になる本」には共通する3つの条件があることに気づきました。
条件①「コントラスト」と「リズム」がはっきりしていること
生後6ヶ月頃の赤ちゃんは、まだ視力が発達している途中です。
- 視覚: 『しましまぐるぐる』のような、黒・白・赤などのパキッとした配色のもの。
- 聴覚: 『だるまさん』シリーズの「だ・る・ま・さ・ん・が……」といった、繰り返しのリズムがあるもの。 この「わかりやすさ」が、赤ちゃんの「もっと見たい!」「次は何?」という好奇心を強烈に引き出してくれるのだと思います。
条件② 「参加型」の仕掛けがあること(指さし・身体遊び)
ただ静かに聞くのではなく、赤ちゃん自身がアクションを起こせる要素が重要です。
「本を読む=ママ・パパと遊ぶ」という体験がセットになっている絵本は、5人とも飽きることなく、成長に合わせて遊び方を変えながら長く楽しんでくれました。
条件③「親も一緒に楽しめる」普遍的な魅力があること
親が義務感で読むのではなく、大人も一緒に楽しめる本を選ぶことが大切です。
読み手が楽しんでいれば、自然と声も優しくなり、笑顔も増えるもの。 その穏やかな空気感こそが、赤ちゃんが絵本を大好きになる、一番の秘訣なのだと思います。
そんな、大人が鑑賞にも堪える質の高い絵本を選ぶことが、結果として親の優しい声や笑顔に繋がり、赤ちゃんにとっても最高の安心感を生むのだと感じています。
読み聞かせで本当に役立った絵本6選|まとめ
5人育ててみて思うのは、
赤ちゃん絵本に必要なのは“名作かどうか”よりも、
「何度も手に取るかどうか」「そして親子やきょうだいで一緒に楽しめるかどうか」だと思っています。
ページがめくれなくなるほど読んだ本は、
どれも、赤ちゃんの「楽しい」が詰まっていました。
絵本の時間は長くなくていい。
でも、何度も重ねると、ちゃんと記憶に残る。
子どもたちとのかけがえのない時間をくれた絵本たちに
わが家で実証済みの6冊です。