
「あ、泣いてる……」
暗闇の中で響き渡る赤ちゃんの泣き声。
抱っこをしても、ゆらゆらしても泣き止まない。
そんな夜を過ごしていると、出口のないトンネルに迷い込んだような気持ちになりますよね。
今日はあと何時間続くんだろう……
いつになったら朝まで眠れるのかな。
現在、5人の子どもを育てているわが家ですが、最初から余裕があったわけではありません。
長女のときは、初めての育児ということもあって、泣き止まない娘と一緒に私も泣いていました。
そして、「私のやり方がいけないのかな?」「日中の刺激が強すぎたのかな……」と、自分を責めては空回りしていました。
しかし、5人の「夜泣き」と向き合ってきて、ようやく見えてきたことがあります。
それは、夜泣きは「親の努力不足」ではなく、その子が持って生まれた「気質(個性やタイミング)」による部分も大きいということです。
今回は、三者三様ならぬ「五者五様」だったわが家の夜泣き遍歴と、たどり着いた「リアルな対策」についてお話しします。
目次
同じ親でもこんなに違う!わが家の「夜泣き遍歴」
まずは、わが家の5人の夜泣きレベルを振り返ってみました。
同じ環境、同じ親が育てていても、これだけバラつきがありました。
| 子ども | 夜泣きレベル | 特徴・エピソード |
| 長女 | ★★★★☆ | 結構ひどく、新米パパママだった私と夫は毎日ヘトヘトでした。 |
| 次女 | ★☆☆☆☆ | 「あれ?赤ちゃんってこんなに楽だっけ?」というくらい、朝までぐっすり寝てくれる子でした。 |
| 三女 | ★★★★★ | わが家の最難関。 音や光に敏感で、性格も頑固。弟が生まれてからもしばらく続きました。 |
| 長男 | ★★☆☆☆ | 次女寄りで、あまり苦労せず。三女で苦労した分ほっとしました。 |
| 次男 | ★★★★☆ | 現在進行形。 長女と同じくらいの頻度で、そこそこ大変な日々です。 |
次女のときに「あぁ、育児って意外とラクかも」なんて思った自分を、三女のときに猛省しました。
次女との落差が大きすぎて、「どうしてこの子だけ……」と当時は本当に途方に暮れていたんです。
でもこれを見ると、結局は「本人の個性」なんだな、と今は肩の力が抜けるようになりました。
「寝かしつけ」をあきらめる?わが家の物理的対策

「何をしてもダメ、もう限界!」
そんな時、私が実践しているのは、「脳を一度リセットさせる」という方法です。「寝かせよう」と踏ん張るのを、一旦あきらめてみることにしました。
① 外の風を浴びて「親子で」深呼吸
ベランダに出たり、窓を開けて夜の空気を吸わせます。 外のひんやりした風に触れると、泣き叫んでいた子がフッと静かになる瞬間があるんです。 「あ、世界は家の中だけじゃないんだな」と、私自身の頭も冷やされる大切な時間になりました。
② 最終手段!「動画」の力に頼る
「こんな夜中にテレビを見せるなんて……」と、以前は罪悪感がありました。 でも、もう背に腹は代えられません!
- ワンワンやうーたんの力を借りる(他の番組を見せることもありますが、やはり対象年齢ぴったり!釘付け度合いが違います。
- その間に、私は温かい飲み物を一口飲む 「親のメンタルを守るためなら、全然アリ!」だと今は思っています。
③ 抱っこする人を「バトンタッチ」
ママの抱っこでダメなとき、実はお父さんに交代するだけで赤ちゃんの気分がコロッと変わることがあります。 特に、夫が育休中だった第5子のときは、思い切って甘えるようにしました。
④ いっそ一度起こして「全力で遊ぶ」
「早く寝て!」という焦りは、不思議と子どもに伝わってしまうもの。 「よし、もう諦めた!遊ぼう!」と割り切ってリビングへ移動します。 しばらく遊んで満足すると、意外と次はすんなり寝てくれたりするものです。
「ただの夜泣き」じゃない時のチェックリスト
もちろん、ただの不機嫌ではない場合もあります。
わが家では、泣き方がいつもと違うときは以下の点を確認するようにしています。
体調不良が原因のときは、無理に寝かせるよりも、まずはその不快感を取り除いてあげることが優先ですね。
夜泣きが一番ひどかった三女の「その後」
実は、一番夜泣きで苦労した三女ですが、現在は5人の中で誰よりも寝覚めが良いんです。
朝から「おはようございまーす!」と元気にご挨拶をして、お姉ちゃんたちを追い越してきびきびと動く姿は、あの頃の「夜泣きモンスター」からは想像もつきません。
しかも、赤ちゃんの頃に物音ひとつで起きていたあの「敏感さ」は、今では「家族の変化に誰よりも早く気づく優しさ」に変わっています。
お姉ちゃんが父親に怒られていれば「おとうさん!!!」と真っ向から止めに入り、夫婦喧嘩で私が責められていれば、穏やかな口調で間に入って私の味方をしてくれる。
当時は「頑固で大変」と思っていた性格も、今では「芯が強くて頼もしい」という長所に見えます。
夜泣きが激しいのは、それだけその子の「感受性が豊かで、エネルギーに溢れている証拠」だったのかもしれません。
どうして早起きなのかっていうとね、、、
カーテンから光が見えるの。それで朝だなって思っておきるの!!!
まとめ

夜泣き対策に、これ一択という正解はありません。
でも、「この夜はいつか必ず終わる」ということだけは、5人を育ててみて自信を持って言えます。
今、暗闇の中で時計の針を見つめながら頑張っているお母さん、お父さん。
まずは「今日一日、子どもを生かした自分は100点満点!」と、自分をうんと褒めてあげてくださいね。
あきらめてテレビを見せてもいいし、夜の風を浴びに行ってもいい。
少しでもあなたの心が穏やかに、明日を迎えられることを願っています。