先日保育園を無事に卒園した次女が、本日新しいランドセルを背負って小学校の門をくぐりました。
2日前に始業式を終えた長女に続き、我が家から二人目の小学生が誕生した今日。5人の子供たちがそれぞれ新しい環境へと踏み出す、節目の春を実感しています。
しかし、現実は穏やかな感動だけではありませんでした。
- 長女(小2): すでに二学期がスタート。今日は在校生として入学式に参列
- 次女(新小1): 本日の主役。期待と緊張の入学式
- 三女・長男: いつも通り保育園へ
- 末っ子(0歳): 4月からの「慣らし保育」の真っ最中
長女の探し物騒動に心を乱された前夜、朝の慌ただしさの中で落ちた夫の雷、そして洗面所に残されたままの洗濯物……。振り返れば、「もう少しこうしていれば、もっと穏やかにこの日を味わえたかもしれない」という後悔が、いくつも浮かんできます。
この記事は、バタバタと駆け抜けた小学校入学式当日の記録です。
もしも時間を巻き戻せるなら、前日、あるいは一週間前の自分に伝えたい「心の余裕の作り方」。
上手くいった準備も、準備しきれなかった小さな後悔も、すべてを等身大の言葉でまとめました。これから同じように春の節目を迎えるどなたかに、そしていつかまた慌ただしい朝を迎える未来の私自身に、この記録が届くことを願っています。
目次
【成功編】当日を救った3つのファインプレー
朝から想定外の連続だった一日。それでも、式典を最後まで見届け、なんとか形にできたのは、前日までの自分が「これだけは」と積み上げていた備えがあったからでした。
もし一週間前の自分に声をかけられるなら、「この準備が今日の自分を支えてくれるよ」と伝えたい3つのポイントを振り返ります。
ファインプレー①|重要書類の「前夜パッキング」
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入学式当日、受付で真っ先に必要になるのが書類です。
- 入学通知書(1月下旬に市の教育委員会から送付されるもの。入学式当日までしっかり保管する必要があります。)
- 学校給食申込書
記入漏れが許されない書類一式を、前日のうちに学用品と一緒にカバンへセット。当日朝、5人の子供たちの準備をしながら書類の安否を確認するのは至難の業です。「玄関の決まった場所に、カバンごと置いておく」。この小さな準備が、朝のパニックを一つ未然に防いでくれました。
ファインプレー②| 次女の「特別」を演出したヘアアレンジ
一生に一度の入学式。卒園式とは少し違う「お姉さん」な一面を引き出したくて、ヘアピンとバレッタで装いに変化をつけました。
すっきりと可愛らしくまとまった自分の姿に、鏡を見た次女の顔がパッと輝きます。その笑顔に安心するとともに、しっかり留めた髪型のおかげで、春風が強い一日でも清潔感を出すことができました。


ファインプレー③| 慣らし保育の「1時間の調整」

今回、最大のファインプレーだったのは、末っ子の慣らし保育のスケジュール調整です。 当初は「10時半お迎え、その後は親子で離乳食」という予定でしたが、園にお願いして一日前倒しで調整してもらい、お迎えを「11時半」に延ばしていただきました。
この「わずか1時間」の余裕が、夫婦揃って次女の門出を見守る時間を生んでくれました。仕事に復帰したばかりで、今日のために休みを取ってくれた夫にとっても、かけがえのない時間になったはずです。園との丁寧なコミュニケーションが、家族の思い出を支えてくれました。
【波乱編】理想と現実のギャップ、そして8つの反省
「成功」の裏側には、もちろん数え切れないほどの「反省」がありました。
当日を振り返って、一週間前の自分に「ここが盲点だったよ」と教えたいポイントをまとめます。
反省①|前夜の誤算:家族総出の「探し物騒動」
一番の誤算は、前夜に起きた長女の「みんなのうた(音楽の教科書)」紛失事件でした。 「明日持って行くはずなのに、ないの・・・」 次女の入学式準備を後回しにして、家族総出で家の中を大捜索。無事に見つかりはしたものの、この一件で夕方までに頑張って捻出した時間という私の精神的な貯金は底をつき、本来作りたかった「前日の心の余裕」はどこかへ消えてしまいました。
反省②|朝の風景:のんびりな子供たちと、パパの雷
入学式当日の朝。二学期のリズムに乗り切れない長女、いつも通りマイペースな下の子たち。焦る私をよそに流れるのんびりとした時間に、今日のために休みを取ってくれた夫の堪忍袋の緒が切れました。 「雷」が落ちた家の中は、お祝いムードとは程遠い緊張感。結局、洗濯物を干す時間すらなく、濡れたままの衣類を洗濯機に残して家を飛び出すことになりました。
反省③|タイムスケジュール:あと15分の余裕があれば
8時半に三女・長男・末っ子を保育園に預け、8時50分に帰宅。
8時55分に次女と再出発。
小学校までは歩いて約15分程なので、9時~9時20分の小学校の受付時間には間に合いましたが、保育園に向かうために外に出た瞬間に目に入ったのは、すでに晴れ姿で歩いているご近所の新一年生たちの列でした。
「もっとゆっくり、今日の景色を楽しみながら歩きたかった」 「門の前で、列に並んで落ち着いて写真を撮りたかった」
オンタイムではあっても、「心のゆとり」という点では完全に遅れをとっていました。多子世帯の行事で、感情を味わうための「余白の時間」を生み出すにはもう一歩の頑張りが必要なのだと改めて痛感しました。
【備忘録】未来の私へ、小さな後悔のリスト
会場に着いてからも、細かな「しまった!」がいくつかありました。どれも些細なことかもしれませんが、重なると意外と心に残るものです。
まとめ:完璧じゃなくても、最高の一日

振り返ってみれば、反省点ばかりが目についてしまいます…。洗濯機の中に残されたままの洗濯物を見て、深いため息をつく瞬間もありました。
でも、式典を終えて戻ってきた次女のとびきりの笑顔や、新しいクラスにそれなりに馴染みつつ、在校生席から妹の様子をそっと見守っていた長女の姿。そんな姉妹の姿を思い返すと、「今日はこれで上出来だったかな」と、ようやく肩の力が抜けるのを感じています。
5人の子供がいれば、100点満点の完璧な一日を過ごすのは至難の業です。それでも、前日に書類を揃えていた自分や、園と交渉して時間を生み出した自分を、今日は少しだけ労ってあげたいと思います。
もし一週間前の自分に手紙を書くなら。 「書類とヘアピン、そして『30分の心の余白』を忘れずにね。あとは、子供たちの成長をしっかりと目に焼き付けて。」 そう伝えてあげたいです。
明日からは、また5人それぞれの忙しい日常が始まります。 残った洗濯物をとりあえず乾燥機に突っ込んだら、今日という節目の日を大切に心にしまって、また一歩ずつ進んでいこうと思います。