本日、新しい門出を迎えた方も多いのではないでしょうか。
今日は次男の入園初日、顔合わせと聞き取り調査でした。
正直に言うと、5回目の経験であっても、初対面のママさんたちと顔を合わせ、お互いに気を遣いながら会話をするのはやっぱり苦手で……。
帰宅後は泥のように眠ってしまった、疲労困憊の一日でした。
「お帰り」と「いってらっしゃい」が、これほど重く、そして愛おしく交差する日は他にないかもしれません。
本日4月1日。我が家にとって、2026年のこの日はきっと一生忘れられない「節目の日」となりました。 1年間育休を取っていた夫の復職初出勤。 そして、5人目の末っ子長男にとっては、人生初めての登園日。
ふと、次男の背中を見て胸が熱くなりました。彼が今日着ているのは、昨日保育園を卒園したばかりの次女が、6年前の入園式で着ていたあの服だったからです。
「また、ここから始まるんだ」
そんな振り出しに戻ったような懐かしさと同時に、私の心には6年前にはなかった「ある感情」が渦巻いています。それは、15年勤めた会社を辞め、フリーランスという道を選んだ自分への不安と、背水の陣で挑む重圧です。
正直に言えば、昨夜はアドセンス申請の準備でほぼ徹夜。おまけに子供の風邪をもらい、帰宅後には知恵熱のような発熱で倒れ込むという、ボロボロのスタートでした。
けれど、この「泥臭い一歩」こそが、今の私の現在地です。
5人の子供たちと、新しい日常を歩み出した私の一日を、少しだけ綴らせてください。


目次
嵐のような「4月1日」の幕開け
2026年4月1日。世の中が新しい年度の始まりに沸く中、我が家はまさに「戦場」のような幕開けを迎えました。
この日、我が家には4つの大きな変化が同時に押し寄せたのです。
「節目」という言葉では片付けられないほどの密度。おまけに今朝から冷たい雨が降っていました。
正直、朝から頭はフラフラでしたが、それでも今日という日を無事に踏み出せたことに、まずは小さな安堵を感じています。
6年前の「黄色」が、今の「次男」に重なる瞬間
今日、次男が袖を通したのは、昨日卒園した次女が6年前、入園当時に着ていたお下がりのトレーナーでした。
それは、少し色あせた黄色地に、小さなくまちゃんが全面にプリントされた一着。
6年前。まだ赤ちゃんだった次女がその服を着た姿を見て、「なんだか男の子みたいだね」と笑いながら、眩しい成長を喜んでいたことを昨日のことのように思い出します。 「これからどんな日々が待っているんだろう」「お友達はできるかな」 純粋な期待に胸を膨らませていた、当時の私にとっての「始まりの象徴」でした。
あれから6年。家族は5人に増え、家の中は常に嵐のような毎日。 今日、次男がその「全く同じくまちゃんの服」を着て、同じように一歩を踏み出した姿を見た瞬間、時計の針がぐるりと一周して戻ってきたような、不思議な感覚に包まれました。
かつては鮮やかだった黄色も、今では何度も洗濯を繰り返し、5人の子供たちの成長を見守ってきた証として優しく色あせています。
また、ここから同じ景色が始まるんだ
昨日保育園を卒園したばかりの次女と、入れ替わるようにその黄色を身にまとった次男。 家族の歴史が、色褪せないバトンのように繋がっていく尊さを感じると同時に、5回目だからこそ感じる「さて、またやるか」という重みもありました。
会社員という「看板」を置いて、抱える孤独な不安
しかし、6年前の入園時と今では、私自身の心境が決定的に違います。
6年前の私は、育休が明ければ帰る場所(会社)がありました。 15年間、貿易実務の現場で積み上げてきた経験への自負もありましたし、組織の一員として毎月決まったお給料をいただけるという「安心感」に守られていました。
今は、その「看板」がありません。
2025年4月に会社を辞め、9月に個人事業主として開業。 今はフリーランスのライターとして、自分の力だけで道を切り拓かなければならない「肩書きのない自分」です。
次男の入園は、私にとって「本格的な仕事時間の確保」を意味します。 それは待ち望んでいたはずのことなのに、いざその時が来ると、 「本当にこの道で正解だったのかな?」 「私一人で、5人の子供を育てながら自立していけるのかな?」 という、会社員時代には決して味わわなかった「孤独な不安」が、ズシンと心にのしかかってきました。
5児の母として。背水の陣の覚悟
今日からは、夫も職場へ戻りました。 これまでは夫婦二人三脚、24時間体制で育児をシェアしてきましたが、今日からは日中の多くを私一人が担い、かつ仕事の結果を出さなければなりません。
今の私にあるのは、「期待」よりも、「やるしかない」というヒリヒリした重圧です。
「振り出しに戻った」ような感覚。けれどそれは、決してゼロに戻ったわけではない、と自分に言い聞かせています。
15年の社会人経験と、5回の出産・育児という、私にしか語れない武器を持っての再スタートなのですから。
泥臭い一歩こそ、未来の私を作る
帰宅後、倒れ込むように眠ってしまった私を、子供たちの賑やかな声が現実へと引き戻しました。
ボロボロの4月1日。 熱で火照る体を引きずりながら、それでも「今日という日を形に残そう」と思えたのは、この泥臭い一歩こそが、いつか同じように悩む誰かの力になると信じているからです。
6年前の服を着た次男の背中を見送ったとき、私は自分にこう誓いました。 「振り出しに戻ったんじゃない。一段高い場所から、新しいステージに立ったんだ」
今日、新しい門出を迎えたすべての皆さま。本当にお疲れ様でした。 変化の大きい時期、どうかご自身の心と体も大切にしてくださいね。
私もまずはしっかりと熱を下げて。
また明日から、一歩ずつ。 「5児ママフリーランス」としての挑戦を、地道に、力強く続けていこうと思います。