子育ての工夫

5人きょうだいの、いまの寝かしつけ事情

子ども5人で、寝かしつけはどうしてるの?

わからない人
わからない人

これも、よく聞かれます。

夜泣きや夜間授乳がある中での寝室問題は、多子家庭にとって大きなテーマですよね。

結論からお伝えすると、わが家はいま、私(母)と赤ちゃん(末っ子・0歳8か月)、父と4人の子どもたちの2部屋に分かれて就寝しています。
このフォーメーションは、実はこれまで何度も繰り返してきた形です。

この記事では、そんな「5人きょうだいの寝かしつけ」の話を書いてみようと思います。

5児母
5児母

「寂しくないの?」「パパ一人で大丈夫?」
そんな疑問に答えるべく、今回はわが家が5人を育てる中でたどり着いた、「家族全員がぐっすり眠るためのバトンタッチの歴史」についてお話しします。

5人きょうだいの寝かしつけ、わが家の今のフォーメーション

現在、わが家の寝かしつけは二つの部屋に分かれています。

私は夜泣きと夜間授乳のある末っ子の次男と二人で就寝。
夫は長女・次女・三女・長男の4人と隣の部屋で眠っています。

子どもが5人いると、「どうやって全員を寝かせているの?」とよく聞かれますが、わが家の場合は“赤ちゃん中心”のフォーメーションです。

授乳が必要な時期は、母と赤ちゃんが同室。
それ以外の子どもたちは、夫と一緒に寝る。

一見少し変わった形に見えるかもしれませんが、これはこれまでの出産のたびに繰り返してきた、わが家なりの寝かしつけの形です。


部屋を分けるようになったきっかけ(次女誕生)

長女が生まれた当初は、親子3人で同じ部屋に「川の字」になって寝ていました。
そんなわが家が初めて寝室を分けたのは、次女を出産し、退院して自宅に戻ったタイミングです。

長女は当時ちょうど一歳半でした。
新しい赤ちゃんの登場は、長女にとっても非常に大きな変化になります。

そこで、長女が混乱しないよう、出産の少し前から夫が丁寧に「心の準備」を伝えてくれていました。

「赤ちゃんが生まれたらしばらくお母さんは病院にいること」
「お家に帰ってきたら、赤ちゃんが夜ぐっすり眠ることに慣れるまで、お母さんと赤ちゃんは別のお部屋で寝ること」

あらかじめ夫の口から説明し、時間をかけて伝えていたおかげで、退院後の別室生活もごく自然な流れとしてスタートすることができました。

無理に引き離すのではなく、見通しを立てて安心感を与えてくれた夫の配慮。
最初は少し戸惑っていた長女も、次第に「お父さんと寝る時間」を自分の居場所として受け入れていきました。

この「ひと時の別室生活」が、わが家の寝かしつけスタイルの原点になっています。


三女・長男誕生時も同じ流れに

その後、次女が1歳半のときに三女が、そして三女が1歳半のときに長男が誕生しました。
わが家の「赤ちゃんが生まれたら一時的に寝室を分ける」というスタイルは、この頃にはすっかり家族の定番となっていました。

面白いことに、次女のときは長女の時以上に、すんなりとこの形を受け入れてくれたのです。

次女にとって、大好きなお姉ちゃんがお父さんと隣の部屋で楽しそうに過ごしている姿は、何よりの安心材料だったようです。
「赤ちゃんが来たら、お姉ちゃんとお父さんと一緒に寝るんだ」ということが、教えられるまでもなく自然なこととして彼女の中に根付いていました。

三女が生まれたときも、長男が生まれたときも、上のお子たちはリレーのバトンを渡すように、次々と「パパチーム」へと合流。

私はその時々の赤ちゃんと二人、夜の静かな時間を過ごし、ミルクへ切り替えるタイミングが来ると、また家族全員で同じ部屋に戻る。

この繰り返しの中で、子どもたちは「今は別々だけど、またみんなで寝る日が来る」という安心感を学んでいったのだと思います。


ミルクに切り替えるタイミングで同室に戻る理由

わが家が別室生活を終え、再び同じ部屋で寝るようになるのは、いつも「ミルクに切り替えタイミング」です。 これは、私が職場復帰をするための準備期間でもあります。

このタイミングで同室に戻るのには、いくつかの大きな理由があります。

わが家の「同室合流」3つの条件

  1. ママの体調安定:授乳による胸の張りや痛みから解放される、精神的にも余裕が生まれる
  2. ミルクへの切り替え:父も夜間対応ができるようになる
  3. 生活リズムの確立:保育園生活が始まり、生活のリズムが出来ることで、夜割としっかり寝てくれるようになる

そしてもう一つ、わが家にとって重要な理由があります。
それは、夫の仕事に「夜勤」があることです。

夫の夜勤は子どもが生まれた直後からずっとありますが、私が仕事復帰をした後は、状況が大きく変わります。私自身も日中会社に出勤して働き、疲れ果てて帰宅した夜に、一人で子どもたちをを寝かしつけなければなりません

以前のように別室のままでは、目が届かず、物理的にも精神的にも私の負担が大きくなりすぎてしまいます。

だからこそ、仕事復帰までの間に「全員を同じ部屋で、私一人でもスムーズに寝かせられる体制」を作っておく必要がありました。

「父がいない夜も、いかに私の体力を温存しながら、みんなを安心して寝かせられるか」

ミルクへの切り替えと同室への合流は、仕事と育児を両立させていくための、わが家にとって欠かせない最終ステップなんです。


5人育児で感じる、分かれて眠るメリット・デメリット

【メリット】みんなの「心地よさ」を守れること

今の形を選んでいるのは、単に「楽だから」ではなく、家族全員の生活の質を保つための戦略でもあります。

  • 上の子たちの睡眠を邪魔しない 
    赤ちゃんが夜泣きをしても別室なら安心。お姉ちゃんやお兄ちゃんたちは朝までぐっすり眠り、元気に登校・登園できます。
  • 父と上の子たちの絆が深まる 
    夜の時間を父が担当することで、父子の関わりが激増。「夜はお父さんが守ってくれる」という強い信頼関係が育ちました。
  • 赤ちゃんとの時間に集中できる 
    慌ただしい5人育児の中で、末っ子と1対1で向き合える唯一の静かな時間。授乳やケアをママのペースで丁寧に行えます。

【デメリット】ふとした瞬間に感じる「さみしさ」

効率や質を優先した結果、どうしても諦めなければならない部分もあります。

  • 家族全員で寝る時間が減る 
    「家族みんなで川の字」という時間は、どうしても期間限定でお預けに。
  • 物理的な距離がもたらす「さみしさ」 
    隣の部屋から聞こえる楽しそうな笑い声や寝息を遠くに感じ、ふと取り残されたような気持ちになる夜もあります。
  • 基本的に私が赤ちゃんの対応をすることが多くなる 
    別室で寝ている以上、夜泣きや授乳の対応は基本的に私一人。夫とバトンタッチがしづらい環境のため、体力的・精神的に追い込まれそうな夜もあります。

今のわが家の寝室事情まとめ

約7年前から始まった、わが家の「赤ちゃんが生まれたら一時的に寝室を分ける」というスタイル。5人目の今、改めて振り返ると、それは家族全員が笑顔で明日を迎えるための大切な選択でした。

  • 上の子の眠りを守り、父との絆を深める「別室スタイル」
  • 仕事復帰を見据え、ミルクへの切り替えで「同室合流」へ
  • メリット・デメリットを理解した上での「今のベスト」

正直、夜中に一人で赤ちゃんと向き合うのは大変なこともあります。
けれど、隣の部屋からときどき、夫と子どもたちが私のことを話題にして「お母さんって〇〇だよね!」「お母さんが~~」なんて笑い合っている声が聞こえてくる日があります。

その声を聞くと、「私がいないからって…」とくすっと笑えたり
「あぁ、離れて寝ていても、私はちゃんとみんなの中にいるんだな」と、さみしさがスッと消えて温かい気持ちになれるのです。

今はまだもうしばらく、末っ子との濃密な二人きりの夜が続きます。
でも、この賑やかな笑い声の輪に再び加わる日を楽しみに、今だけのこの「静かな夜」を大切に過ごしていきたいと思います。

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5児母

生まれも育ちもずっと千葉県。
三姉妹と二兄弟、5人きょうだいの母。
産後の食欲が止まらず、
心も身体も緩みっぱなしの38歳。

2018年からの7年間で5人を出産。
年子・多子育児の中で、時間と体力の
やりくりを日々試行錯誤してきました。

昨年、勤続15年の会社員生活に区切りを
つけ、現在は新しい働き方に挑戦中。

5人育児で実際に試してきた時短の工夫、
育児グッズの活用法、家計と時間の整え方
などを、実体験ベースで発信しています。

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