子育ての工夫

5人育児で見つけた、わが家の知恵。3歳児と「数字」の練習。

3月に入り、少しずつ春の気配を感じる季節になりましたね。
わが家の元気な5人の子どもたち。

一番下の末っ子はまだ0歳なので、お勉強はもう少し先のお楽しみ。
ですが今、3歳半になる長男が「数字」に興味を持ち始めた真っ只中です。

上のお姉ちゃんたちもみんな通ってきた道。
最近では、ジャポニカ学習帳に1から30まで、小さな手で一生懸命に数字を書く姿が見られるようになりました。

わが家が心がけているのは、「お勉強のハードルを極限まで低くすること」。
そして、それを「歯磨き」と同じくらい当たり前の習慣として、日常に溶け込ませることです。

今日は、5人育児の試行錯誤の中でたどり着いた、わが家流の「数字攻略3ステップ」をご紹介します。

【わが家のルーティン】夕食後の30分は「みんなで机」の時間

わが家の学習時間は、いたってシンプルです

  • 平日:夕食・お風呂のあとの30分(リラックスタイムに)
  • 休日:朝食のあと(集中しやすい午前に)

小学生のお姉ちゃんたちと並んで、3歳の長男も着席。
私が長男の隣にぴったり座り、一対一でサポートします。

「お母さんが隣にいる」という安心感と、お姉ちゃんたちの背中。
この「みんなでやる空気」が、3歳児の集中力を産む最強のスパイスになっている気がします。

Step1:耳と目で親しむ「すうじのうた」

まず、2歳頃から始めたのが、くもん出版の『CD付童謡カード』

中でも『すうじのうた』は、わが家の子どもたちがみんな揃って大好きだった曲。長男も例に漏れず、お姉ちゃんたちが歌うのを聞きながら夢中になりました。

歌詞カードを指で追いながら、「すうじの1はなーに?」と一緒に歌ううちに、自然と数字の形と名前が一致。

勉強と身構えず、遊びの延長でインプットできたことが、わが家にとってはスムーズに数字に馴染むきっかけになったと感じています。

Step 2:カード遊びで「数字の量」を体感する

歌で数字に親しんだら、次は視覚と体感で「数の概念」を深めていきます。ここで活躍するのが、同じくくもん出版の『かずカード』です。

単に数字を覚えるだけでなく、「1」という記号が「りんご1個」という量であることを理解させるのがこのステップの目的です。

わが家で実践している遊び方の例

  • 数字の並べ替えゲーム:バラバラに広げたカードを、1から順番に「次はどれかな?」と探して並べます。
  • どっちが多い?クイズ:2枚のカードを出し、描かれたドットの数を見て「どっちが多い?」と量感を養います。
  • 指差し数え:カードの裏面のドットを「いーち、にー、さーん」と指で押さえながら数え、数字の読みと一致させます。

3歳児にとって「30」までの数字を順番に並べられた時の達成感は、その後のドリル学習への意欲につながっているようです。

Step 3:5児母の必需品「コピー機」で反復学習

カードで数字に慣れたら、いよいよ鉛筆を使ったドリル学習へ。ここで5人育児のわが家が最も大切にしているのが「反復(繰り返し)」です。

使うのは『くもんの幼児ドリル』シリーズです。

  • はじめてのすうじ(2・3・4歳) 1から10までの読み書き。
  • やさしいすうじ(3・4・5歳) 1から30までの読み書き。

最大のポイント:コピー機をフル活用するメリット

ただし、わが家ではドリルをそのまま使いません。
必ず自宅のコピー機で複写したものを渡します。
これには3つの大きなメリットがあります。

1.「失敗」が怖くなくなる 直接書き込むと間違えた時に消すのが大変ですが、コピーなら「また明日新しい紙でやればいいよ」と心の余裕が持てます。
2.100点になるまで何度でも 苦手な数字(長男の場合は「8」など)だけをピックアップして、毎日繰り返し練習できます。
3.多子世帯のコスト削減 5人兄弟で同じドリルを買い直す必要がなく、家計へのダメージが最小限

3歳半の今、ジャポニカ学習帳に30まで書けるようになったのは、この「コピー機による反復」を地道に続けてきた一つの形かなと実感しています。

【現在の課題】「苦手な8」をどう克服するか?母と子の二人三脚

3歳半で30まで書けるようになった長男ですが、今いちばんの強敵は数字の「8」です。

ジャポニカ学習帳に1から順番に書いていくと、8のところでピタッと手が止まります。「これ、どうやってやるのー?」と、ちょっぴり甘えた声で聞いてくるのがいつものパターン。

そんな時、私が大切にしている「教え方のコツ」は2つです。

1. 「失敗してもいいよ」という声かけ

私の口癖は、「失敗してもいいから、とりあえず書いてみてー!」です。 3歳児にとって、交差する「8」の形はとても複雑。きれいに書こうとして手が止まってしまうより、まずは形にしてみる「勇気」を褒めるようにしています。

2. 「最初の一歩」だけを一緒に

どうしても書けない時は、以下のステップでサポートしています。

ガイドを引く: 書き始めの位置と、下へ向かう最初のカーブだけを一緒に書く。

バトンタッチ: その後は「あとの半分はひとりでやってごらん!」と任せる。

この「全部教えない、最初だけ助ける」という方法を繰り返すうちに、少しずつですが、本人なりに「8」の形が安定してきました。

おわりに:学びの種は、夕食後のリビングに

5人の子どもたちを見てきて思うのは、「学びの種は日常の中にたくさん落ちている」ということです。

耳でお歌を楽しみ、目でカードを並べ、手で何度もドリルを繰り返す。 わが家が大切にしているコツは、とてもシンプルです。

ポイント

  • 少しずつでも、必ず毎日続けること
  • コピーを活用して、何度も何度もやり直すこと
  • そして何より、きょうだい揃ってみんなで机を囲むこと

特別な英才教育ではなく、夕食後のひとときに「みんなでやる」という環境が、長男にとっての「楽しい学び」の土台になっています。お姉ちゃんたちの背中を見ながら、自分も一歩ずつ。その横で、0歳の末っ子もいつか一緒に机を囲む日が来るのかな……なんて想像するのも、多子世帯ならではの楽しみです。

「8」が上手に書けるようになる日は、きっともうすぐ。焦らず、明日もまた「コピーしたプリント」と一緒に、親子でえんぴつを握りたいと思います。

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5児母

生まれも育ちもずっと千葉県。
三姉妹と二兄弟、5人きょうだいの母。
産後の食欲が止まらず、
心も身体も緩みっぱなしの38歳。

2018年からの7年間で5人を出産。
年子・多子育児の中で、時間と体力の
やりくりを日々試行錯誤してきました。

昨年、勤続15年の会社員生活に区切りを
つけ、現在は新しい働き方に挑戦中。

5人育児で実際に試してきた時短の工夫、
育児グッズの活用法、家計と時間の整え方
などを、実体験ベースで発信しています。

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